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新しいドライカットシザーズが発売です
リバーシブルで使いやすくするため、ハンドルを両フックにカスタマイズ
刃もスライド&スライシングカット用の特別仕様
<動かしやすさ>と<形の作りやすさ>を考えた「フリップDS」
ぜひお試しください
試し切りのご依頼は、当社HPお問い合わせフォーム
https://www.narutoscissors.co.jp/purchase-contact/
もしくは
お付き合いのある当社特約代理店様にお問い合わせくださいませ。
代理店リストはコチラ
https://www.narutoscissors.co.jp/agency/
Flip DS
「繊細な仕事ができる」と人気のフォルテグレイバー
これまでのDB/ST(5.15インチ)に、DBⅡ/STⅡ(5.5インチ)が仲間入りしました
グレイバーとは彫刻刀のこと
「彫刻をほどこす」ような美しいカットを実現する細い刃先はそのまま、
理美容師さま一人ひとりの「使いやすさ」に応えてラインナップを充実させました
“「使いやすい」は求められる”
感動の使用感をお届けします
フォルテグレイバーSTⅡ
https://www.narutoscissors.co.jp/products/cut_scissors/entry-677.html
フォルテグレイバーDBⅡ
https://www.narutoscissors.co.jp/products/cut_scissors/entry-678.html
昨年スタートした「わたしとナルトシザー」
記念すべきvol.10は特別企画として、弊社取締役社長に就任した河野勇次のインタビューを掲載いたします。
皆さまへの自己紹介を兼ね、熱い想いをお届けします!
■まずは簡単に、自己紹介お願いします。
河野勇次(かわのゆうじ)、東京オリンピックのあった昭和39年生まれ。
干支は辰年、今年の年男です。数えで61歳になるんで本厄です。
星座は乙女座。
趣味はシュノーケリング。アウトドア、キャンプです。
キャンプは家族で、お盆休みなんて1週間ぐらい行ったりします。
■ご存じの方もいらっしゃると思いますが、河野社長のお父様は、ナルトシザーの創業者でいらっしゃるんですよね。
そうです。
父はもともと理容師だったんです。当時のハサミは、毎日使っては研ぐの繰り返し。
「触点の摩耗しないハサミがあればいいのに!」との思いから、ナルトシザーの特徴、円形立体触点の開発に至ったようです。
自分が使うハサミの改良が、ナルトシザーのルーツになったんでしょう。
■「ナルトシザー」の前身「ナルト」の誕生ですね。ちなみにこの屋号はどこから?
祖父が徳島県で営んでいた「ナルト写真館」の屋号を引き継いだと聞いてます。
『原点は、モノづくり』
■そうだったんですね。
すると子どもの頃から「将来はナルトを継ぐぞ!」と?
子どものときからモノづくりが好きだったんだけど、当時の夢は大工さん。
家業については、まだよく分かっていなかった。出張続きの父がたまに帰ってくると、バフ(回転式の研ぎ道具)を使って何かやってるなあとは思ってた。
■では、ナルトに入社されたきっかけは?
高校生の夏休みに、ナルトの工場でアルバイトしたんだよ。バイト代は安かったなあ。
それで、やっぱりモノづくりが好きということもあって、卒業後に入社したんだよ。
営業もしたかったんだけど、若い自分がお客様に信用してもらって認めてもらうためには、まずハサミについて勉強しないといけない。だから工場に職人として入ったんだ。
■はじめは職人さんだったんですね。
当時のナルトシザーは、どんな雰囲気だったんでしょう?
今以上に、みんな職人気質だったなあ。
先輩はベテランばかり。教えてはくれるけれど、基本的には目で見て盗んで、工程を感覚で覚えて技術を高めるしかない。
ばらし(ハサミの分解)、研ぎ、磨き、調整。
板前修業のように、一人前になるまで順番に、何年もかけて仕事を覚える。
厳しいのは当たり前だから、辛いとは思わなかったけどね。
それより職人として、ひとつひとつの段階をクリアして習得していく喜びがあったよ。
それが自分の強みになるから自信がついて、どんどん仕事を楽しめるようになっていったよ。
『お客様の声を聴く』
■職人として大切にされていたことは?
当然、ハサミの調子、切れ味にはこだわっていたよ。
そのうちお客様の声を直接聞いてみたくなって、年に数回はサロンへ出向くようになったんだ。
そこでご使用になっているハサミのことを伺ったり、「ここをもうちょっとこうして」といったご要望をいただいて、調整を繰り返したり。
お客様の求めているものを知ることができて、自分の技術向上にも繋がる経験だったよ。
■職人時代、特に印象的だったことは?
入社して2年目ではじめて参加した展示会のことは、忘れられないなあ。
ワゴン車に、陳列ケースやら研ぎ道具やら、バフの機械まで一式積んで行って、1日で300丁も修理したんだよ。岐阜の大きな代理店で、当時としても斬新な展示会だった。販売数も多くてね。
バフをかけている横に屋台が出てて、みたらし団子を焼いていたなあ。懐かしいよ。
■その後、営業部へ異動されたんですね。
18歳で入社して、36歳で営業になったんだ。
それからはとにかく、どうすれば代理店様やお客様の信用を得られるか考えて、先方へ出向いたよ。
僕は新しいハサミが出たら、必ず家で子どもの髪を試し切りするんだ。お客様に自信をもって紹介するためにね。
ウィッグは何も言ってくれないけど、家族はもし髪が引っかかったら、容赦なく「痛い!」って言ってくれるでしょ。
自分で切ることで、髪にハサミを入れた感覚が分かる。
持ちやすさや、フィット感、感覚的な使いやすさの確認になるんだ。
それから切れ味、抜け感。
セニングだったら3、4週間経ってから、改めてヘアスタイルのチェックもする。まとまり感とか、はねてないかとかの確認だね。
その上で、これはいい!と思ってはじめて、お客様に紹介する。
そして一番大切なのは、お客様の声を聴くこと。ハサミにお客様の声を反映させて、最後まで細かく調整していくことが本当に大切だからね。これができるのがナルトシザーだから。
■営業時代の忘れられないエピソードは?
営業になって初めて訪問したサロン様は忘れられないなあ。僕の説明を聞きつつお客様をカットして、4丁購入してくださったんだよ。他社と比べて別格に高価なハサミだったけど、即決してくださった。ナルトシザーの商品力の高さを、改めて目の当たりにした瞬間だったなあ。
ローンの申し込み用紙を僕が書き損じてしまって「すみません、もう1回書き直してください」って謝ったのも覚えてる。鹿児島のサロン様だったよ。
『Imagine the best one.』
■そして創業60周年の今期、18年間務めてくださった前長谷川社長から引き継ぎ、代表取締役社長に就任されました。
これまで60年ナルトシザーが存続してきたのは、ひとえにお客様のご支援があったからです。
弊社のハサミを、親から子へと受け継いで使っていただいている話もうかがいます。
Imagine the best one.
「最高のハサミ」はお客様によって異なります。
だからお客様の声に耳を傾け、想像し、多様なご要望にこたえられるよう、職人は技術を追究し続ける。
理容師様、美容師様のパートナーとして、長く使っていただけるハサミを、社員一丸となって追求してまいります。
今後ともナルトシザーを、よろしくお願いいたします。
■最後に質問です。社長のいちばん好きなハサミは?
僕の究極のハサミは『スピンヘネシー』。
僕にはこれがいちばんフィットして持ちやすい。
もしも完全に自分の好みだけでハサミを作るとしても、スピン。僕の中ではもう、スピンが究極!
ちょっと持ってみて?静刃ハンドルに2本の置くとね…指に沿うこの流れが…
(スピン愛を語りだして止まらない社長)
サムネイル肖像画の描画タイムラプスも合わせて公開中です。
YouTube:https://youtube.com/shorts/xPIjDbSsMsQ?si=ggF5MNMHg_n8nFfC
2024年1月1日に発生した能登地方を震源とする地震により、
被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
この地震によってナルトシザー製ハサミに支障などが起こりましたら、できる限りの修理や調整で支援と協力をさせていただきます。
お困りの方はナルトシザーまたは代理店までご連絡ください。
株式会社ナルトシザー
0797-81-1262
お問い合わせメール
https://www.narutoscissors.co.jp/contact/